会場:富士スピードウェイ カートコース
天候:弱雨~晴天
路面:ウェット~ドライ
■Raizin+Power House Sports+EVOLEX
総合3位、85クラス2位入賞。
マシントラブルを抱えるもランキングトップ堅守。
ミニバイク6時間耐久レース「FSWミニろく」の決勝が富士スピードウェイ カートコースにてスタート。
エントリー申し込み順のシステムを経て予選は3番グリッドからのスタートとなります。
前日から朝方にかけての雨により、まだ若干の水分が路面に残る難しいコンディションの中、
スケジュール通り午前9時00分に伝統のルマン式スタートで決勝レースが開始。
スタートライダーとめ(以下人名敬称略)は2位で1コーナへ飛び込む、ホールショットは5番グリッドからスタートの[F&Tレーシング チームM]。
Raizinと85クラスチャンピオンシップを争うライバルチームとの直接対決です。
とめはそのポイントランク直接対決の相手のゴールデンラメカラーマシンに追いすがるも徐々にリードを築かれてしまう。
今大会ではけいたが欠場となり、4名体制2スティントの作戦を取る。
とめ→ひろなか→たくま→宮腰の交代順でレースは進められて行きます。
不意の転倒等が多数発生するも、それは周囲も同じ。
しかしトップF&Tへは届かない展開のままなんとか周回を重ねていた矢先、たくまの駆るNSRに突如として異変が生ずる。
次の宮腰への交代を残すのみのレースも終盤を迎えた頃でした。
4速を使用するとかなりの振動が出て、前へ進まない症状のミッショントラブルが発生。
問題を抱えながらも最終ライダー宮腰へ交代し、完走を目指します。
4速が本当に使えない事を確認して最初は3速までで走行をするも、それではタイムの落ち幅が過大で遅いラップタイムの車両にもストレートエンドで差を着けられてしまうので、普段であれば順序良く5速までシフトアップする所を3速→5速と、4速を飛ばして半クラッチで回し切るという走り方に切り替え、なんとか他車にもパッシングを仕掛けられる様に。
…そして瞬時に復帰したので誰にも気付かれなかった転倒もこの辺りで(笑)
チェッカーフラッグの準備や各チームメンバーのコースサイドでの動きが長かった6時間の耐久レースの終わりを予感させる最中、最終ラップを迎えて残すコーナー3つとなったチームRaizin宮腰の車両はクラッチに明らかに異物が挟まりクラッチを切る事が出来なくなり、そのまま惰性で走りきりなんとかチェッカーを受けました。
決勝総合順位は3位、85クラスでは2位で完走を果たしました。
今回のリザルトを受け、FSWミニろく85クラスのポイントランキングでは24ポイントを獲得。
トータルポイント112.5の1位となりますが、ライバルチーム[ F&TレーシングチームM]は今回総合優勝を決め28ポイントを獲得。
トータルポイント112の2位となり、Raizinとのポイントの差はたったの0.5ポイントまで詰めて最終戦を残すのみとなりました!!
次戦は2018年11月11日 富士スピードウェイ ショートコースにてシリーズ最終戦が開催されます。